自分の性格を○・△・□のどれかで表すとしたらどれ？

『あなたの性格、○・△・□のどれですか？』調査報告書（2025年度版）

■ 調査概要

項目	内容
調査対象	全国の街角にいた人（年齢不問／ただし通話中・犬の散歩中を除く）
調査方法	インタビュー形式＋図形選択式（○・△・□）
調査期間	2025年4月1日〜4月10日（全日雨）
回答数	1,203名（うち2名は「六芒星」など無効回答）
実施団体	うそこ大学街角統計学部フィールド実測班

質問内容

「あなたの性格を○・△・□のいずれかで表すとしたら、どれが一番しっくりきますか？」
※解釈は自由。雰囲気でもOK。理由も聞かせてください。

結果概要（有効回答：1,201名）

選択図形	割合	コメント傾向（抜粋）
○（まる）	44.2%	「丸くおさめたい性格」「なんでも受け止めがち」「曖昧で優柔不断かも…」
△（さんかく）	32.5%	「目指す先がある」「尖ってるってよく言われる」「バランス悪いけど進みたい」
□（しかく）	23.3%	「構造が大事」「揃ってないと落ち着かない」「融通利かないのは自覚してます」

分析と考察

🟠○派：“まろやか内包型”

特徴：優しさ・協調性・心のクッション性
内的傾向：「争いを避けたい」「誰の意見も否定できない」
注目コメント：「バウムクーヘンの断面みたいな性格です」

🔺△派：“尖端上昇型”

特徴：行動的・野心家・気分屋・自己演出力
内的傾向：「感情が点になる」「褒められると飛ぶ」
注目コメント：「自分でもよく分からないけど、三角コーン見ると落ち着きます」

🟨□派：“安定構造型”

特徴：秩序・分析・粘り強さ・データ厨
内的傾向：「予定表と現実がずれると一日が終わる」「まっすぐな棚しか信用できない」
注目コメント：「Excelの罫線に性格出ると思います」

図解：図形別セルフイメージ分布

🟠：全体の約4割が「○」を選択し、“角がない人間でありたい”という理想像が反映されていると分析される。

🔺：「△」を選んだ人々は、人生を“方向”として捉え、到達点を意識するタイプが多い。

🟨：「□」派は意外と少数だが、選んだ人のコメントは最も熱量が高く、整頓・設計・正義感へのこだわりが顕著だった。

回答者コメント集（抜粋）

37歳・看護師（○）
　「常に誰かのクッションでありたい。でも自分が沈みがち」
25歳・学生（△）
　「今は倒れそうだけど、きっと上に伸びるはず（たぶん）」
48歳・税理士（□）
　「それ、90°？って毎回確認してしまう。性格だと思う」

教授コメント：算羅和留（さんら・わる）教授

「人間の本質は“図形のメタファー”でできていると私は考えています。

○とは、心の余白。△とは、内なる矛先。□とは、秩序の崇拝。

これら3種の図形が示すのは、形状に投影された自己像の“記号的遺伝”であり、
選ばれた図形は自己理解の鏡であると同時に、社会における“適応形態”の現れなのです。

次なる研究では、◇や★といった“中二病図形”の浮上を調査していく予定です。」