🎮 幻のゲーム研究発表 / BOROSHIGE VOL.02
ボロシゲ
『うちの祖父知りませんか』
に関する研究発表
「最後に見たのは、たしか……このゲームの中でした。」
GRANDPA SEARCH TERMINAL
SEARCH : 00 / FOUND : 00📁 研究記録
- 研究記録番号
- BOROSHIGE VOL.02 / BG-002
- 研究対象
- うちの祖父知りませんか
- 研究状況
- 継続捜索中
- 現物確認
- 未確認
- 証拠ランク
- C(複数証言級)
- 推定発売時期
- 1994年前後
- 祖父発見率
- 0%
- 祖父らしき人物
- かなり高い
※「祖父らしき人物」と「祖父」は区別して集計しています。
🎮 ゲーム概要
- 英題
- Have You Seen My Grandpa?
- ジャンル
- 情報型捜索アドベンチャー
- 発売年
- 1994年頃との証言が集中
- 対応機種
- ホームコア3、または表記の消えた謎の本体
- 目的
- 行方不明の祖父を探す
- クリア条件
- 不明
- 祖父
- 未確認
- 中古店価格
- 「¥?」というページが存在したとの報告
🧩 ゲーム内容
町、山、駅、住宅地を巡って祖父を探す、一見普通の捜索アドベンチャーです。
そもそもゲーム内に祖父が出てこない。
登場人物が誰一人、祖父を知らない。
あなたのおじいちゃんって誰?
名前は?
どんな顔?
そもそも、あなた誰?
進めるほど情報は減ります。それでも最後には「おじいちゃん、ありがとう」と表示されたとされています。
🔍 発掘の経緯
「昔、おじいちゃんを探すゲームをやった気がします。おじいちゃんは見つかりませんでした。」― 学内掲示板への投稿
複数作品の記憶混合と思われましたが、第2章の欠落、セーブ時の記憶消失、駅の老人、最後の「ありがとう」など類似証言が集まりました。
▶ ゲーム開始直後
おじいちゃんが いません。
最初に選べるのは「じいじはどこ?」だけ。母親らしき人物へ話すと、「じいじって誰?」と返され、捜索が始まります。
📖 全5章……のはずだった
「じいじはどこ?」
自宅周辺で祖父について聞き込みを行う。
「?????」
プレイ不可。第1章から第3章へ直接移行する。
「おじいちゃんを見た人」
祖父らしき人物を見た証言者が登場するが、内容はすべて矛盾。
「思い出してください」
祖父ではなく、主人公自身の記憶を確認する展開へ変化。
「ただいま」
詳細不明。直前にセーブデータ名が変更されるとの報告。
消失した第2章
NOT OBSERVABLE
目次には存在し、ゲームでは自動的に飛ばされます。第3章開始時には、知らない人物と知り合いになり、覚えのない選択結果が反映されています。
🗺️ 確認されている祖父捜索地点
「おじいちゃんが行きそうな場所」を、祖父を何も知らない主人公の情報から検索します。
旧国鉄車両の中
奥に老人が座っているが、近づくと新聞紙だけが残る。
商店街の時計屋
「昨日来た」「あなたみたいな人だった」と店主が証言。
砂嵐だけのテレビ画面の裏
小さな茶の間。誰もいないが、急須だけが温かい。
押入れの奥の“行ったことのない盆地”
地図にない盆地。中央に「ここで待ってる」という立て札。
町外れの写真館
アルバムを開くたび、老人の顔が変わる。
プレイヤーの自宅
後半に突然候補へ追加。「ここは だれの家だったかな。」と表示。
👴 現在確認されている「祖父候補」
駅の老人
主人公を見ると立ち上がるが、電車通過後には消えている。
RESULT: NOT CONFIRMED釣りをしている老人
「孫ならいるよ」と言うが、主人公が「僕?」と聞くと「誰?」と返す。
RESULT: NOT CONFIRMED写真だけの老人
町の複数箇所に同じ顔が飾られているが、写真ごとに名前が違う。
RESULT: NOT CONFIRMED主人公と同じ服の老人
終盤に一度だけ現れる後ろ姿。主人公と同じ服を着ている。
RESULT: NOT CONFIRMED存在しない老人
誰もいない場所で、主人公だけが「いた。」と発言する。
RESULT: NOT CONFIRMED🧑🤝🧑 NPC聞き取り調査
知らないねえ
向こうの駅じゃない?
名前が分かれば探せる
昨日も同じこと聞かなかった?
君、どこから来たの?
あなた?
……。
誰を探してるんだっけ?
💾 セーブすると誰かが忘れる
進行状況は保存されますが、セーブするたびゲーム内人物一人の記憶が消えます。
雑貨屋の店主が主人公との会話を忘れる。
母親が祖父について聞いたことを忘れる。
駅員が主人公を知らない人物として扱う。
主人公の家の表札が消える。
証言が分岐し、セーブ画面に「だれを のこしますか?」と表示される場合がある。
🧠 主人公自身にも起きる記憶消失
プロフィールから、名前、年齢、家族、顔、所持金、そして「祖父を探している」という目的まで一つずつ消えます。
「顔、どうしたの?」ではなく、「顔ってどんなのだった?」と聞かれます。
🎧 カセット音声とチュートリアルBGM
カセット音声
電源OFFでも聞こえたとされ、最多証言は「お前が来い」。ほかに「まだ?」「そっちじゃない」「帰ってきなさい」。
チュートリアルBGM
学校のチャイムを極端に遅くして逆再生したような曲。怖いのに懐かしく、未経験者まで聞き覚えを訴えます。
📷 祖父の写真が一致しない
同じ顔は一度も出ませんが、主人公はすべてを見て「じいじだ。」と反応します。
🏁 ラストシーン
古い家の茶の間。テレビ、座布団、湯気の立つ湯呑み。奥に老人らしき人物。画面が白くなり、
祖父の顔は最後まで表示されず、主人公も映らない証言では誰が誰と再会したのか確認できません。
🎤 証言集
「本当に怖かったのは、祖父を探してるうちに、自分の顔を忘れてたこと。」
― 自称元プレイヤー・40代男性
「画面におじいちゃんがいた。こっちを向いて“お前こそ誰だ”って言った。」
― 元プレイヤーを名乗る人物
「第2章、絶対に遊んだんです。でも何をしたかだけ思い出せない。」
― 学内聞き取り調査
「おじいちゃんは出てこなかった。でもクリアしたとき泣いた記憶がある。」
― 匿名証言
「実在したかはどうでもいい。わたしは、あのとき祖父を探してた。」
― ボロシゲ研究者・M.K.
「うち、祖父いないんですけど。このゲームだけは知ってる気がする。」
― ボロシゲ共鳴反応調査
🔬 ボロシゲ的注目ポイント
| 研究対象 | 現在の見解 |
|---|---|
| 祖父本人 | 現在まで確実な登場確認なし。 |
| 第2章 | 存在するがプレイヤー側から観測できない可能性。 |
| NPC記憶消失 | セーブ回数と関連する証言多数。 |
| 主人公の身元 | 後半ほど情報が減少する。 |
| 祖父の写真 | 同一人物とは思えない複数画像。 |
| カセット音声 | 「お前が来い」という証言が最多。 |
| エンディング | 「おじいちゃん、ありがとう」は高確率で一致。 |
| クリア後データ | 名称変更・消失など複数報告。 |
📚 現在提唱されている主要学説
普通に祖父を探すゲーム説
祖父は存在し、単に資料不足で未確認。最も常識的ですが支持率は低め。
主人公=祖父説
同じ服の老人とクリア後の名前変更から、未来の自分を探していたとする説。
プレイヤーが祖父説
姿が見えず常に主人公を見守る画面外のプレイヤーこそ祖父的存在という強引な理論。
祖父は記憶そのもの説
帰る場所、家族、昔の記憶を「祖父」という言葉で表現したとする説。
第2章で祖父に会っている説
観測不能な第2章で再会済みで、その事実を忘れた主人公が再び探している。有力説。
祖父はずっと自宅にいた説
最後に古い家へ帰るため、最初から自宅にいた説。全編が無駄になるので高評価。
📦 復元周辺資料
笑顔の老人
表面には大きな老人。しかし裏面のゲーム画面には老人が一人もいない。
あなたのおじいちゃんは、どこですか。
家族へ確認してください
「みんなに聞いて、さがしてあげてください。」
※おじいちゃんの特徴は、ご家族にご確認ください。
空の椅子
誰も座っていない椅子にコピーが添えられた広告。
この人を知りませんか。
❓ 現在も残る未解決問題
祖父の名前は何だったのか
タイトルにも説明書にもなく、主人公自身も知らなかった可能性。
第2章には何があったのか
現在最大の研究テーマ。復元作業が続いています。
なぜセーブすると記憶が消えるのか
「記録する」と「忘れる」が反転している可能性。
祖父の顔が毎回違うのはなぜか
地域版、ロット違い、プレイヤーごとの差し替えなど諸説。
主人公は誰なのか
祖父の身元より、こちらの方が深刻な問題になっています。
「うち」とは誰の家なのか
タイトルの「うち」が誰を指すか、一度も説明されません。
そもそも祖父は行方不明だったのか
失踪した瞬間は描かれず、最初からいなかった可能性も否定できません。
📝 調査員メモ
祖父の所在を調べていたはずが、祖父とは誰か、主人公とは誰か、誰が誰を探していたか、そして「そもそも私たちは誰の祖父を探しているのか」という問題に戻りました。
本日も祖父は見つかっていません。
食べるな
共有冷蔵庫にこのプリンがありました。誰の祖父のものか分かりません。賞味期限が近いため、祖父を探しています。
📡 祖父に関する情報をお待ちしています
- 昔、祖父を探すゲームを遊んだ
- 第2章だけ飛ばされた
- セーブするたびNPCがおかしくなった
- 「お前が来い」という声を聞いた
- 砂嵐のテレビの裏へ入った
- 行ったことのない盆地を覚えている
- 祖父の写真が毎回違った
- 最後に「ありがとう」と表示された
- 祖父、または祖父らしき人物を見つけた
- 急に自分の祖父を思い出した