『リニアモーター靴物語』 | 幻のドラマアーカイブ資料

― 浮かばぬ想いも、浮くかもしれない。―

目次

■ あらすじ

ある日、路地裏で「片方だけの靴」を拾った青年・半田パツタ
なんとそれは、磁力と反重力で“数cmだけ浮きつつ、時速400kmで走れる”という、失われた旧日本未来技研の試作兵器「リニアモーター靴」の片割れだった!

・走るたびに風速被害
・うっかり地面に吸いつく(極性逆転)
・方向転換できず街を縦断
・なぜかもう片方が毎回別の場所に現れる

その日からパツタは、“片足だけ爆速男”として、
走るたびに事件を巻き起こすことに――。

毎話ちょっと泣ける、でも走り方はギャグ全開の感情派反重力靴ドラマ!


■ 主題歌情報

🎵 タイトル :『磁力、ちょっとだけ浮かせて』
🎤 歌 手 :リリィ&スピード・マイナー

♪ 地に足がつかない
  でも それが 今の僕だ

歌詞

足音が残らない アスファルトの上
僕はただ浮かんでた 地面のこと考えずに
誰かの呼ぶ声が 後ろで波打って
届くころにはもう 見えない景色だった

地に足がつかない
でもそれが今の僕だ
進むしかない衝動が
リニアで心を押し出す

ちょっとだけ浮かせて
大人になる準備を
加速しながら 言い訳も
涙も全部 風にした

靴ひも結べない 速すぎる毎日
追いつきたくて 置いてきたものばかり
片足だけの冒険 少し不格好でも
ブレーキよりも大事な タイミングを探してる

地に足がつかない
それでも見えた景色
立ち止まったそのときに
君が後ろにいたんだ

ちょっとだけ浮かせて
ありがとうって言えたら
もう一度だけ走れる
その先は…ちゃんと着地したい

地に足がつかない
でもそれが今の僕だ
進むしかない衝動が
リニアで心を押し出す

ちょっとだけ浮かせて
大人になる準備を
加速しながら 言い訳も
涙も全部 風にした

ちょっとだけ浮かせて
ありがとうって言えたら
もう一度だけ走れる
その先は…ちゃんと着地したい



■ 各話サブタイトル一覧

話数サブタイトル
第1話「拾った靴が加速装置だった」
第2話「止まらない、駅まで3秒」
第3話「片足だけ先に未来に行ってしまった」
第4話「もう片方が神社の天井に刺さっていた件」
第5話「走りすぎて地球の自転に干渉した日」
第6話「初デートが時速400kmだった」
第7話「おばあちゃんの家に着いたら3年前だった」
第8話「もう靴を脱ぎたい。でも脱げない。」
第9話「片足だけ着いてる地面が泣いている」
第10話「走ったあとに、やっと言えた“ありがとう”」

■ 撮影風景・ビデオ映像(アーカイブ写真)

  • 路地裏で“静かに磁力がうなる”描写(謎の静音演出)
  • 青年が片足浮いたまま泣きながら叫ぶ名シーン(シュール)
  • 全力疾走シーンが毎回スロー再生され、周囲だけ通常速度(低予算演出)
  • 最終話、靴を脱いだ瞬間だけ流れるBGMが「ブーン…キュッ……」と切ない

■ うそこ大学ボロシドアーカイバー備考

  • 当初は“未来型靴のPR番組”だった企画案がドラマ化に転用されたと言われている
  • 「片足だけ履くことによるストーリー構成」が放送局内で理解されず3話で打ち切り → 再放送希望が殺到し全10話で復活
  • 一部コアファンの間で、靴を模した“片足用アクセサリー”が人気に(市販なし)

関連トリビア

  • 靴の声(※喋る回がある)を演じた声優は、当時人気だった某番組のナレーター
  • 本編の一部セリフに「フル加速って、ちょっと恥ずかしいんだよ」があり名言化
  • タイトルロゴはなぜか筆文字とデジタル風の混在(バグか演出か不明)

現存するプロップ

  • 靴の現物は現在、うそこ大学工学棟地下ロッカーNo.7に保管されているとされる(未確認)

走り続けることの意味、地に足をつけない生き方、そして片足で進む青春。
“ボロシド的疾走感”がすべて詰まった、謎テクノロジー×感情爆走劇リアルすぎる。
そんな“ドラマの限界点”を攻めた挑戦作でした。

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