“この世のすべてに統計は宿る。たとえそれがティッシュ1枚でも。”
学部概要
街角統計学部は、「どうでもいい」「気にもしてない」「考えたこともなかった」ような日常の些細なアレコレを、
あたかも社会を動かすビッグデータであるかのようなテンションで分析・発表する、
うそこ大学の中でもっとも無駄にロジカルな学部です。
研究テーマ(例)
- ティッシュを1枚だけ使うとき、どうしてる?
- ボールペンがしゃべったら何て言ってた?
- 冷蔵庫のスキマ、何で埋める?
- エアコンのリモコン、よく行方不明になる場所TOP5
- 「あ、これ前も見たやつ」って思いがちな場面ランキング
- 小銭を落とした時の“拾い方”性格分類
- パンの袋を閉じるアレ(正式名称:バッグ・クロージャー)保管率調査
学生たちの声
在学生たちの声を統計的にお届けします
最初は“なんの意味があるの?”と思ってました。今は“意味がなさすぎて逆に意味ある”って感じてます。
卒論テーマ『靴下の左右どっちから履くかと人生選択傾向の相関』に、本気で取り組んでます。
教授たちの雑談が、いちいち統計に落とし込まれていくのを見ると、ここが“本物”だと実感します。
統計を始めてから、“たまたま”が全部意味あるものに見えてきました。
調査って、人のしょうもなさに出会える最高の手段かもしれません。
よくある質問(FAQ)
よく聞かれる質問を集めてみました。※統計は取ってません。
- 数学できないとダメですか?
-
四捨五入できれば活躍できます。
- 就職できますか?
-
データに強い変人として歓迎されます。たまに重宝されます。
- 論文ってどんな感じ?
-
タイトルに「なんか」「たぶん」などが平気で入ってきます。
- 変な人多いですか?
-
変じゃない人が浮きます。
- 教授って怖いですか?
-
怖くないけど、グラフにされます。
- データが嘘だったらどうするんですか?
-
そこを含めて“人間”として評価します。
研究スタイル
- 全国数千名(※うそこ調べ)に対する実在しないアンケートを独自集計
- 統計っぽいグラフ・インフォグラフィックを本気で制作
- 登場するキャラクターはほぼ擬人化文房具
- 結果に対する教授の総括がやたらと文学的・哲学的
最近の研究結果ピックアップ
タイトル | 一言コメント |
---|---|
ティッシュ1枚の使い方 | 折る人は未来を見ている。丸める人は過去を抱えている。 |
ボールペンの叫び | 「また書かせる気か…」と語ったのは、誰でもない、我々の心だった。 |
冷蔵庫スキマ統計 | スペースを埋めるのは、隙間を恐れる我々の本能か。 |
所属教授(抜粋)
- 筆子 みちる(ふでこ・みちる)教授
専門:文房具行動統計学/座右の銘「人は“何で書くか”に人間性が出る」 - 内冷庫 しのぶ(ないれいこ・しのぶ)准教授
専門:冷蔵庫心理/2021年のプリンをいまだ研究中 - 算羅 和留(さんら・わる)教授
専門:グラフの気持ち統計/折れ線グラフを“詩”として読む研究で博士号取得
こんな人にオススメ!
- しょうもない話を誰よりも本気で語れる人
- 統計という言葉に権威とロマンを感じてしまう人
- Excelのグラフ機能に“おしゃれ”を求めている人
- 日常に潜む謎データを、意味あるものにしたくてたまらない人
他サークルとの連携
- 「カズバク研究会」……とにかく数が多いものの研究と連携
- 「ボロコラコレクターズ」……幻のアンケート記事を探す調査班
- 「ナゾソンズ」……統計結果を基に謎の歌を制作する音楽研究連携プロジェクト
名言集
しょうもなさの中に、たまに本質が混ざります。
その数字、心で見ましたか?
統計とは、日常のくしゃみのようなものです。出ちゃうんです。
「グラフにできないものは、大体大事なやつ。
偏りは、個性です。
データに踊らされるな。踊ってるフリをしろ。
最後にひとこと
「統計とは、数字のフリをした物語である。」
私たちは今日も街角で、意味なき意味を拾い集めています。