うそこ大学 ぐうたら学部 社会横たわり研究室
目次
概要
本レポートは、現代社会における過労・ストレス・やる気の枯渇といった問題に対し、
「いっそ全日を休日にしてみてはどうか?」という大胆な社会改革案を提唱し、
その実現可能性と人類への恩恵について試算・検証を行ったものである。
提案内容の骨子
- 【現行制度】週5労働+週2休暇
- 【提案制度】週7休暇(= 週0勤務)
仮説
労働をゼロにすれば、あらゆる問題も自然とゼロになるのでは?
試算条件
- 被験者:うそこ大学ぐうたら学部生 35名
- 実験期間:仮想的に7週間の完全休日生活を想定
- 指標項目:
- ストレス値
- 創造力の伸び率
- 幸福度スコア
- 勤労意欲(※逆指標)
結果
指標 | 週5労働制平均 | 週7休日制平均 | 備考 |
---|---|---|---|
ストレス値 | 78/100 | 3/100 | 謎の「焦り感」も消失 |
創造力スコア | 42 | 87 | 寝ながら名案多数発生 |
幸福度スコア | 51 | 96 | 午後2時の昼寝が決め手 |
勤労意欲 | 60 | -14 | 測定不能(すでに忘却) |
所得シミュレーション(仮)
モデル案 | 所得源 | 備考 |
---|---|---|
ダラダラベーシックインカム型 | 国が「ごろごろ支給金」を定額支給 | 申請不要。自己申告で寝てるだけ可。 |
睡眠副産物課金モデル | 「見てるだけで癒やされた税」発生 | 他人のぐうたら姿が経済資源に。 |
夢中間貿易制度 | 夢で発明したアイデアを各国と取引 | ほぼ全部忘れてるが気にしない。 |
社会インフラへの影響(シミュレーション)
- 通勤ラッシュ:完全消滅(全員家)
- カフェ需要:激増(座ってぼーっとする客)
- 電力使用量:布団あたため消費が急増
- GDP:測定不能(定義そのものが崩壊)
結論
週7日休日制は、単なる理想論ではない。
それは社会そのものを「やさしくリセットする」ための構造改革である。
「なにもしない社会」の価値を真顔で試算した結果、人類はついに“責任”から解放される可能性が示された。
今後の課題
- 税収がどうなるか誰も分からない問題
- 「仕事しないで生きる」ことへの社会的まなざし
- 曜日の概念が崩壊した後のカレンダー設計案
- 定年制の定義(むしろ全員が初日から定年状態)
参考文献(すべて未読)
- 『人はなぜ働くのか?という問いから目を逸らす技術』
- 『ごろごろしてたら世界がなんとかしてくれた話』
- 『未来は寝て待て:布団から考える公共政策入門』