全員で自己紹介しただけでライブ時間が終了した伝説 | ジェラシックムーン同好会

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伝説概要

ジェラシックムーン伝説の中でも特に有名なのが、**「ライブの時間すべてを自己紹介に費やしてしまった事件」**である。
これは2001年の夏、某大学の学園祭ステージにて起きたとされる出来事だ。

メンバー68人全員が律儀に順番にマイクを取り、「こんにちは!●●担当の●●です!」と自己紹介していったところ、
それだけでタイムテーブル(45分)が終了。演奏ゼロでライブが終わったという、衝撃的な伝説である。


関係者の証言(再構成)

「演奏始まる前に“あと5分です”って言われて、みんな動揺してた」
― 元“カズー担当”のK氏

「自分が何番目に出てくるか分からず、後ろでみんなリハしてた」
― “MC補佐補佐”のF氏

「自己紹介中に“あ、自分いま何担当だっけ?”って迷いだす人が続出してた」
― “観客とメンバーを兼任していた人物”


実際の進行メモ(復元資料より)

順番名前(仮名)担当コメント
1番アヤノヴォーカル1「歌うのが好きです!」
14番ミナミ鍵盤(右)「左の鍵盤の子と双子です」
28番オグラフェードイン担当「今は声が出ません」
45番???担当不明「えっと、誰だっけオレ……」
68番ラストマン佐竹無言(マイクが回らず終了)

現存する記録映像の一部(想像による再現)

  • ステージに並ぶ人々の列が“Σ(シグマ)型”になっていた
  • メンバーが「名前が被ってるので“2号”と呼ばれてた」くだりで笑いが起きる
  • 最後の拍手が異常に感動的で“逆に伝説”として語り継がれる

同好会による見解

「これは“演奏より人間”を選んだ日の記録である」
― ジェラシックムーン同好会 会報『月面ROCK通信』より

この出来事は、一見失敗にも思えるが、
「バンドの“個”を重視する哲学」が体現されたものとして、同好会内では高く評価されている。

なお、この伝説は以後、自己紹介を短縮しようという動きにも繋がったが、
誰も短縮方法を統一できず、翌年は「リズムに合わせて自己紹介する」案が大惨事を招いたという。

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