動いて、耕す。
――それが21世紀の畑の生き方。
目次
■ 学科概要
畑よ、じっとしている時代は終わった。
ここ『自走式畑デザイン学科』では、**自らの意思で最適な場所へ移動する畑=“モバイル畑”を開発・設計しています。
日当たり、風通し、水はけ、Wi-Fi環境など……
あらゆる環境変化に適応し、「動くことで、耕す」**というまったく新しい農のかたちを提案します。
■ 主な研究テーマ
- 🌞日照センサー搭載畑ユニット
最も日当たりが良い場所にズリズリと移動。毎朝ちょっとずつずれてるのが愛おしい。 - 🌀風向き回避アルゴリズム研究
強風が吹くとササッと物陰に避難。畑なのに「気を使ってる感」がある。 - 🛞キャタピラ式ミニ耕地開発
地味にうるさいが、機動力は高め。毎年の運動会で大活躍(なぜかリレーに出る)。 - 💧雨逃げプログラム搭載畑
雨が降りそうになると軒下へ向かって猛スピード。滑って転ぶ畑の事故が多発中。 - 🐌ゆっくり徘徊型畑研究
1日に3cmしか動かないが、なぜか愛着が湧くと人気。
「畑ペット」として寮で飼う学生も。
■ 畑の種類と特徴
モデル名 | 特徴 | 開発状況 |
---|---|---|
Type-SUN | 太陽追跡型。やたら西へ行きたがる | 実証実験中 |
Type-SLIDE | スルスル滑って移動。猫に人気 | 市販化検討中 |
Type-HOP | ジャンプ移動式。野菜がよく落ちる | 不安定 |
Type-CARROT | 人参が運転しているような見た目 | デザイン賞受賞 |
■ 教授陣紹介
- 田出 走土(たで・そうど)教授
元「走る水田研究所」所属。苗とともに出走経験あり。 - 那野 ころ美(なの・ころみ)助教
畑が階段を降りる設計をしていたが、人間が真似して骨折したため、現在は「スロープ推奨派」。
■ 学生たちの声
👩🌾「うちの畑、最近よく隣の庭にお邪魔しちゃってます。すみません」
👨🌾「卒研テーマは『ひとりでに山を登る畑』です。ロマンしかない」
👩🌾「Type-HOPは可愛いけどトマトが全部吹っ飛んでます」
■ 人気授業ピックアップ
- 自走畑シミュレーション演習
VRで「あなたの畑になって考える」。方向音痴な畑の気持ちを知る画期的授業。 - 畑マナー学
移動先の芝生に勝手に根を張らない、他人の花壇に挨拶してから近づく、など。
■ 今後の展望
「畑が逃げた!」映画タイアップ計画(※脚本未定)実に変えていきます。
最終目標は、世界初「全部食べられる都市」建設。
あなたも、食べながら暮らす未来を、ここから始めませんか?
高層ビルの屋上から飛び移る“パルクール畑”の開発
電車と並走して通学する“通学畑”プロジェクト