―「人生で最も美味しかった瞬間」、それが終わりだったとしても、悔いはない。
目次
歌詞全文(完全再現)
小腹がすいた午後3時
屋台の香りに 足が吸い寄せられる
見知らぬ路地裏 煙まみれの奇跡
「ソース濃いめでいいですか?」
ジュウゥ……と響く音
その一瞬 世界が止まった
太陽が目を細めて 頷いた
焼きそばが美味しすぎて もう死にそう
いや 死んだ 完全に昇天
濃厚なソースと 紅しょうがの魔力
天国よりこっちのがいい
焼きそば、ありがとう さようなら、私
もぐもぐと無心で食べてたら
記憶の中に 小5の夏祭り
金魚すくいの失敗も 今じゃ宝物
あの夜も きっと焼きそばがいた
香りだけで泣けるほど
心が欲してたんだね
こんなに満たされるなんて
焼きそばが美味しすぎて もう無理だ
この幸せに人間は耐えられない
ちょっと焦げた端っこが 人生のエッセンス
宇宙の真理が 今ここにある
焼きそば、愛してる じゃあね、みんな
「また食べたい」って気持ちすら
もう持てないほどの完成度
多分、これは
魂が解ける音だった
焼きそばが美味しすぎて もうどうでもいい
悩みもSNSもパスワードも
ぜんぶ、焼きそばの湯気に消えた
あとは 笑って 空を見上げるだけ
焼きそば、またいつか 別の人生で!
ナゾソン研究メモ
- ジャンル的特徴:J-Funk演歌?B級グルメソウル?名称未定。
- 明らかに矛盾する表現:「死にそう」「いや死んだ」→なのに歌は続く。生死の境界を超越した構成。
- リスナー反応:試聴中に焼きそばが食べたくなり、途中で再生を止めるケース多発。
- 初出記録:「B級グルメフェス2014」の会場BGMに紛れていたという都市伝説。
研究員コメント
「人間ってここまで焼きそばを信仰できるんだなって、初めて思った」
― ナゾソンズ副部長・炭水化物派(まかない担当)