―想いは、言葉を超えて、音に成る。
そして音は……ほぼ意味不明。
目次
歌詞全文(完全再現)
ジャラネレットな君が 街角に降る午後
チリンチリンの風鈴越しに ハッと目が合った
ねぇ、どうしてそんなに ソワソワしてるの?
僕の心が パララッチュだよ
ふとした沈黙のスキマから
ジュルリ……と出てしまう想い
バレないように ナメナメにしてごまかすけど
ジャラネレットな君に
僕はもう ジュルリリリンだよ
まるで飴玉をポケットで溶かすような
ほら、甘くて 粘っこくて やばいやつ
今すぐ伝えたい
このキュン音(おと)混じりの片想い!
コンビニのガラス越し スルリンと消える影
ジャムパンひとつ落としていった君の気配
拾ったそのぬくもりに 僕はジュルルル……
手に残る香りさえ
キラルルッと反射して
妄想がフルスイングで暴走する午後3時
ジャラネレットな君に
僕は今日もジュルリリリンなんだ
脳内ループするこの感情に
バターが塗られてる気分さ
ねぇ、告白ってもっと
パキっとしたもんじゃなかったっけ?
心の中のマシュマロが
君にだけ ベッタベタ
言葉にしたら、きっと笑われるけど……
ジャラネレットな君に
僕は永遠(とわ)にジュルリリリンで
例えるなら、口の中でまだ言えない飴
ずっと溶かしながら大事にするよ
好きだよ、って それだけじゃ
きっと足りない恋の音
ナゾソン研究メモ
- ジャンル的特徴:恋愛ポエム × 擬音フェティッシュ × 小学生男子脳 = 新感覚“音恋ポップ”
- 用語解釈(※未確定):
- 「ジャラネレット」=ジャラジャラしていて、ネトッとしてる人(褒め言葉?)
- 「ジュルリリリン」=“恋心”+“涎”+“通知音”という奇跡の合体?
- 想定MV:全編ガムの中から撮影されたような映像。視点も音もすべて“ねっとり”している。
研究員コメント
「歌詞全体が“べったりした恋の告白”にしか聞こえない。だけど、なぜか泣きそうになる。」
― ナゾソンズ広報・音響感情部(とろけ系)
次回予告:
そっと流れる川の音に、彼の“本音”が混じっていた。
『上流から流れてきた手紙が全部罵倒だった件』研究、波紋を呼ぶ。