海辺で眠る島猫と、沖に見えるうそこ島

USOKO ISLAND FRIENDS ASSOCIATION / USK

うそこ島
友の会

「ただの島じゃない。
ただの“うそこ”でもない。」
本日の島況観測中
外からの大きさ
日帰り程度
上陸後の広さ
2泊3日程度
地図一致率
38%
確認人数
3人(写真:4人)
観測メモ:カモメ駅はあります。線路はありません。
通称 USK島所有 書類上はうそこ大学面積 測るたびに違う地図 年1回更新理解度 順調に低下中

海の向こうでは、そこまで大きくない。
上陸すると、思っていたより広い。

先月あった道がなくなり、なかった建物があり、地図にない場所で誰かの宝箱が見つかる。帰ってきた人は、だいたいこう言います。

「よく分からなかったけど、また行きたい」

うそこ島友の会とは

大学が所有していることになっている「うそこ島」を、観察し、記録し、歩き、迷い、面白がる公認サークルです。

地図が変われば描き直し、知らない唄は録音し、変な言葉はメモし、宝箱があれば少し離れて見ます。分からないものを急いで分かるものにしない。それが基本姿勢です。

「海に囲まれていて、
だいたい島っぽいので島」

うそこ島の手描き地図。森、図書室、食堂、みなと、風車などが描かれている
最新版の参考地図。掲載場所に現在も存在する保証はありません。

ISLAND PHENOMENA

現在確認されている主な島現象

複数の不可解な現象が、継続的かつ気まぐれに観測されています。
🗺️

地形変動現象

道・地形・施設配置が変化します。大規模な変化は月初に多く、先月の地図を信じすぎることは推奨されません。

今月たぶんここ/昨日ここだった
↔️

体感拡張現象

海上では日帰りできそうな島が、上陸すると2泊3日の行程になることがあります。

通称:うそこ島ひろし現象
👁️

主観共有不全現象

一人だけ道や宝箱を見つけたり、三人の写真に四人写ったりします。四人目は感じのいい人だったそうです。

同じ場所でも同じものが見えるとは限らない
📦

半具象化現象

発見者の記憶・願望・悩みと微妙に関係する物体が一時的に現れます。輪ゴム3本だった例もあります。

代表例:謎の宝箱
🧠

記憶干渉現象

知らない道の曲がり角を知っていたり、描いた覚えのない地図を持っていたりします。

数年後に突然思い出す場合あり
🏝️

島意志仮説

必要そうな人の前に宝箱が現れ、急ぐ人ほど迷い、帰りたくない日は船が少し遅れます。

島に直接聞くのもなんか違うため保留中

ISLAND RESEARCH REPORTS

うそこ島研究レポート

友の会と学内研究者による観察報告です。

名前すら付いていない現象も多数あります。「何を調査していたのか分からない記録」も含めて調査中です。

FIELD ACTIVITIES

友の会の主な活動

🗺️

島マップ制作

写真・測量・聞き取り・勘で変わり続ける島を記録。「去年は海だった気がする」も重要資料です。

風の小道/記憶の分かれ道/知らない祭り跡地/カモメ駅/ぐるぐる広場/潮見ミラー
🍴

特産品研究

風で味が変わる塩、記憶にだけ残る果実、食べ終わる頃に名前を思い出す菓子などを研究します。

夢見食堂との共同試食会あり
🎤

島唄の保存・創作

古くからの唄と昨日できた唄を区別せず保存。作詞年は参考程度です。

うそこラーメン節/今日じゃなくても唄/迷う道のうた/箱と歩くひと
🗣️

島語の収集

辞書にない言葉を採集。意味だけあって単語がまだない概念は「未発語」として保管します。

コッペる:予定と違う方向へ歩く/モケる:風がいいので一旦座る
🛖

名所の記録・整備

判断できない場所にも案内板を設置。翌月に場所だけ移動したら、残った案内板そのものを名所にします。

名所の現存は保証されません

ISLAND FACILITIES

こんな場所があります

正式施設・自然発生施設・誰が作ったか分からない施設が混在しています。
🔭

観測所“う-0”

島の変化を継続観測する施設。中心が動くため、施設側から迎えに来る場合があります。

📚

空気図書館・うそこ島分館

奥へ進むほど本棚が増え、最奥には「読みかけの本だけの棚」があります。

🛖

サークル共用ロッジ群

宿泊者数で部屋数が変化。満室なのに部屋があり、空室なのに建物がないことも。

🚉

カモメ駅

線路は確認されていません。駅はあります。

REPRESENTATIVE MEMBER

野末マドカ

のずえ・まどか

文学部・思考余白学科4年
卒業猶予4年目

「やらなきゃいけないことより、
今やりたい風のほうが優先」

『今日じゃなくても唄』の生みの親。島風と呼ばれるほど自然にサボる技術を持ち、本人は「予定を空気に戻している」と説明します。

現在は島内アスレチック上段付近で、『今日の空気は明日の言い訳になる』を執筆しているとされています。

締切はありません。

FIELD GUIDE

うそこ島での心得

初めて島へ行く人に、友の会から伝えていること。
  1. 01

    地図を信じすぎない

  2. 02

    地図を信じなさすぎない

  3. 03

    知らない道も昨日までは知っていた可能性を考える

  4. 04

    宝箱へ必要以上に期待しない

  5. 05

    島猫が見ている方向には、ときどき何かある

  6. 06

    急いで帰ろうとすると遠回りになりやすい

  7. 07

    「前にも来た」と思ったら写真を撮る

  8. 08

    帰れなくなったら、まずお茶を飲む

  9. 09

    完全に理解しようとしない

  10. 10

    また来てもいいと思えたら、それで十分

発行物・関連資料

  • うそこ島マップ最新版 ― 体感方位付き ―
  • 今月たぶんここ
  • 昨日ここだった
  • うそこ島語未定義集
  • うそこ島唄アーカイブCD-R 勝手焼き版
  • 存在してた気がする観光パンフ
  • 宝箱スケッチ記録帳 ― 全員記憶違いVer. ―
  • 迷子になった場所が一致しない人たちへの聞き取り調査

友の会室・観測所“う-0”・夢見食堂のどこかで閲覧できます。

参加方法

うそこ島に少しでも「なんか、いいかも」と感じた人なら参加できます。地図は読めなくても構いません。読めてもあまり役に立ちません。

島猫に「ようこそ」という目で見られた気がする人は、かなり向いています。

今日じゃなくても、
うそこ島ならいいんじゃない?

FREQUENTLY LOST ANSWERS

よくある質問

この島のQは迷いがちで、Aは風まかせです。
島への行き方は?

大学から船が出ているとされています。最終的には「迷っているうちに着く」か「着いたと思ったらまだ」のどちらかです。

本当に大学の所有地ですか?

書類上はそうなっています。島側がどう思っているかは確認できていません。

誰でも入会できますか?

入れます。ここまで読んでいる時点で、すでにかなり島寄りです。

活動頻度は?

島が開いているとき、風の機嫌がいいとき、猫が許したとき。だいたいそのへんです。

最新の地図はどこですか?

友の会室にあります。ただし最新版であることと、現在もその形であることは別問題です。

島で迷子になったら?

おめでとうございます。そこからが、うそこ島です。

宝箱は誰でも見つけられますか?

探している間はあまり見つかりません。忘れたころにあります。

危険ではありませんか?

最多の被害は「帰宅後もしばらく島のことを考えてしまう」です。

卒業後も参加できますか?

もちろんです。島に卒業はありません。風の呼びかけ方が少し変わるだけです。

うそこ島の入口

現在、友の会では次の分野を記録・整理しています。

01島マップ・地理02不可解現象・研究レポート03島内施設・観光名所04島猫・生き物05特産品・島料理06島唄アーカイブ07うそこ島語辞典08歴史・伝承09漂着物・宝箱10島に関わる人々11訪島記録・迷子記録12観測所“う-0”資料

調査が進むほど、分からないことは増えています。順調です。