全員で自己紹介しただけでライブ時間が終了した伝説|ジェラシックムーン同好会
🌙 ジェラシックムーン伝説 #2

全員で自己紹介しただけでライブ時間が終了した伝説

《The Legendary 45-Minute Introduction Solo》

2001年夏 学園祭ステージにて観測(演奏数:0曲)

📖 伝説概要

ジェラシックムーン伝説の中でもトップクラスの有名さを誇るのが、この「演奏ゼロ・自己紹介ライブ」です。
2001年夏、某大学の学園祭ステージ(持ち時間45分)に出演した彼らは、ステージを埋め尽くした68名のメンバーの顔と名前を観客に覚えてもらおうと、極めて律儀に1人ずつ自己紹介を始めました。
しかし、1人あたり平均40秒を要したため、最後のメンバーにマイクが回る前にタイムアップのホイッスルが鳴り響き、1音も奏でることなくステージを降りたという衝撃的な実話です。

📝 当日の進行メモ(復元資料より)

順番 名前(仮名) 担当パート 自己紹介でのコメント
1番目 アヤノ ヴォーカル1 「今日は最高の歌声を届けます!」(※歌わなかった)
14番目 ミナミ 鍵盤(右) 「左の鍵盤の子と双子なので、手元に注目してください!」
28番目 オグラ フェードイン担当 「今は少し喉の調子が出ないのでフェードインに集中します」
45番目 ??? 担当不明 「ええと、誰だっけオレ……何担当か忘れました!」(会場失笑)
68番目 ラストマン佐竹 ラスト挨拶(無言) マイクが回ることなく時間切れとなり、無言のまま一礼して撤退。

📹 記録映像の観察メモ

  • ステージ列の歪み: 68名がステージ上に並んだ結果、直線では収まりきらず、ギリシャ文字の「Σ(シグマ)型」に変形して並んでいた。
  • 「名前被り」の爆笑: 佐藤が3名並んで自己紹介した際、区別がつかなくなり「佐藤2号」「佐藤3号」と名乗り始め、観客席から大爆笑が沸き起こる様子が記録されている。
  • 奇跡のラスト拍手: 演奏は一切なかったが、時間切れで全員が退場する際、何かしらの大偉業を達成したかのようなスタンディングオベーションが起きた。

🗣️ 関係者の証言(再構成)

「演奏が始まる前にスタッフから『あと5分です』とカンペを出されて、メンバー全員がステージ上でどうしようって動揺してました」

― カズー担当・K氏

「自分が何番目に出るか分からなくなって、ステージの裏側で『お前次?』『いや違う』って順番のリハーサルを直前までやってましたね」

― MC補佐補佐・F氏

🪐 同好会による公式見解

「これは“演奏より人間”を選んだ日の記録である」

ジェラシックムーン同好会の公式会報『月面ROCK通信』によると、この「自己紹介だけで終わったライブ」は失敗ではなく、「バンドの個(68名全員)を尊重する究極の哲学の現れ」として高く評価されています。

なお、翌年は自己紹介を効率化しようと「ドラムのリズムに乗せて自己紹介する」ラップ方式を採用しましたが、リズムについていけないベース担当が続出して大惨事になったと記録されています。