― 1ビットを運ぶ、1匹のいのち。―
学部紹介
チビンフォ情報学部は、情報を「生き物が運ぶ」未来を提案する、うそこ大学随一のほっこり先端系学部です。
デジタルでも量子でもない、ぴこぴこ動くナゾの小型生物=チビンフォたちによる情報運搬・通信・感情ネットワークの研究を行っています。
チビンフォとは?
小さな体で、ぴこぴこと1ビットだけ運ぶ。おやつがないと動かない。
それでも健気に、情報社会のすみっこで今日も頑張っている存在です。
- 体長:約2.5cm(ただしテンションで可変)
- 性格:すぐ寝る。すぐ照れる。やる気はおやつ次第。
- 得意なこと:情報の一部を自分で抱えて「ぴこぴこ」と走って運ぶ
- 好きなもの:ラムネ・小さな帽子・BGM「ぴこぴこブギ」
チビンフォプログラミング構文例
チビンフォに命令を出すには、CISC(Chibinfo Incentive Syntax Control)による「ご褒美ベースのコード記述」が必要。
[配布するラムネ:2粒]
もしやる気 >= 5 なら {
チビンフォくんたち、"usoko_data.txt" を "folder_B" に運んでね
ごほうび:ラムネふたつ
} そうでないなら {
ちょっと休んでお茶の時間にしましょう
}
在学生からのメッセージ
思いついたらやってみる。失敗したら次を考える。
そんな“実験体たち”から、リアルな声が届きました。
チビンフォのふて寝に付き合ってたら、いつの間にか卒論になってました。
USBに詰まったチビンフォの救出で、貴重なスキルが身につきました。
いつか、彼らの「ぴこ」が翻訳できる日が来ると信じて、毎日観察しています。
卒業研究、チビンフォにプロポーズしたらうなずかれたので泣いた。
よくある質問
チビンフォに関するよくある質問と答えになってます。
チビンフォ研究ログ
チビンフォたちの愛らしすぎる仕事(日常)を観察した研究ログはこちらから。
チビンフォ名言集
チビンフォたちが発した名言の数々をご覧ください。(ほぼ「ぴこ」ですが雰囲気で翻訳してます)
「ぴこ。」(すべてはこのひと言から始まった)
大事なファイルより、おやつの方が重いときもある
遊んでるように見えるだろ?……遊んでるよ
覚えていたことを忘れるのも、大事な情報整理だぴこ
ぴこぴこする。それだけで、だいたい何とかなる
データって、もっと気持ちで運ぶもんじゃない?
教授陣
他の大学では出会えない、クセ強で魅力的な教授陣が熱意を持って指導します。
■ 柔田 ぷらむ(やわだ ぷらむ)教授
専門分野:感情同期型情報運搬生態論
チビンフォが「泣いてる誰かの近くで光る」現象に着目。
感情に引きずられて勝手に踊り出す行動も記録し続けている。
自身も学生時代、チビンフォに慰められた経験があるらしい。
■ 寝野 ふわる(ねの ふわる)准教授
専門分野:やる気指数測定とぴこ睡眠誘導技術
「寝たフリしてるチビンフォを起こすには?」という難題に挑む。
平均ぴこ睡眠時間の計測で博士号を取得。
口ぐせは「寝てるように見えて、寝てるんです」。
■ 抱音 ねね(だきね ねね)講師
専門分野:おやつ報酬システム設計論
おやつの種類と行動精度の関係を“愛情密度”で数値化。
理想のおやつ比率は「ラムネ4:プリン2:うまい棒1」との主張。
チビンフォに餌付けされることが最近の悩み。
■ 繋橋 ちるの(つなばし ちるの)助教
専門分野:ぴこ間コミュニケーション錯誤論
ぴこぴこ鳴き声の誤解と誤訳を深く追求。
代表論文「ぴこ→ぴこぴこ の心理的跳躍」では国内外から注目を集めた。
一部チビンフォとテレパシーで会話できるとの噂も。
■楢葉田 紗波(ならはだ さなみ)教授
主な研究分野
チビンフォ情報学部ではこのような研究を行っています。
分野名 | 内容 |
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チビンフォ行動制御学 | おやつ、音、テンションで動きをプログラム。言語はCISC(チビンフォ式制御構文) |
データぴこ搬送学 | チビンフォを使った低速かつ愛らしいデータ伝送手法の確立 |
チビンフォ社会構造論 | 群れ・裁判・アイドル活動まで、独自社会の観察記録と分析 |
感情同期インフラ工学 | 喜怒哀楽の振動によりネットワーク伝達速度が変化する現象を活用 |
擬似USB生態学 | なぜ彼らはUSBポートに吸い込まれるのか。突入前のオイル儀式を解明 |
主な講義
チビンフォ情報学部で行われている講義はこちら。
講義名 | 講義内容 |
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チビンフォプログラミング入門 | チビンフォの行動を制御するための基礎プログラム構文を学ぶ。ぴこ語の解析や、おやつを条件としたif文の応用も登場。 |
おやつ経済とモチベーション最適化 | チビンフォにおける「おやつの量」と「働きっぷり」の関係を追求。プリンの価値変動についての考察も。 |
ピコ法廷概論 | チビンフォ間の揉めごとを裁く仮想法廷において、感情ぴこや証言ぴこなど非言語的証拠の扱い方を学ぶ。 |
社会問題としてのチビンフォ過密化 | 一部ぴこ密集地帯で発生する「ぴこ渋滞」や「おやつ争奪パニック」など、チビンフォ過密社会の課題に挑む。 |
非言語圧によるグループワーク進行論 | チビンフォたちの“なんとなくの視線”や“そわそわ移動”によって自然と作業が進む現象を読み解く。 |