型番: PMD-KR20
カラオケ型プリモド機『カラプリ』
― 「歌えば写る。歌えなければ……それだけのことです。」 ―
⭐ 基本仕様
| 型番 | PMD-KR20 “KARA-PRI Ver.” |
|---|---|
| 通称 | カラプリ / うたモド機 / 失恋出力装置 |
| 初出地点 | 商業施設のフードコート跡地、壁沿いにひっそり設置 |
| 料金 | 200円/1曲(出力シール紙は1枚) |
📺 内部構造
外観は一般的な平成中期のプリクラ機そのものですが、中に一歩入ると完全に遮音された1人用カラオケブース仕様となっています。
室内にはマイク1本、選曲タッチパネル、液晶モニター、そして足元の出力スロットが設置されています。モニターには選曲可能な謎のオリジナル楽曲が10曲程度登録されており、メジャーなヒット曲は一切入っていません。
🎵 収録曲一覧(確認されたもの)
| 曲名 | 筐体挙動・備考 |
|---|---|
| 恋して貼って剥がされて | 最も選曲率が高い。明るいポップスだが、シール出力に謎の落書きが多め。 |
| カーテンの向こうはプリモド | 物憂げなバラード。演奏途中で突然すべてのBGMが消え、アカペラ状態にされる。 |
| ハートを写せなかった日 | 哀愁漂う歌謡曲風。歌唱中、モニターが白黒表示に切り替わる。 |
| 記憶インクがにじんでる | 切ないロック。ラストのサビで写真が強制的に上下反転して出力される。 |
| プリモドダンスでごまかして | ユーロビート調。歌唱中、選曲パネルのボタン連打指示(音ゲー)を強制される。 |
🖨 出力物の仕様
演奏が終わると、数秒の静寂ののち、筐体下部から「シール風ミニ出力紙」が1枚印刷されます。その内容は以下の通りです:
- 歌唱中の姿を撮影した瞬間写真(ほぼ強制的に、最も険しい表情の瞬間が捉えられます)。
- 歌った曲のタイトル・得点・歌唱ランク。
- 「あなたの声に写っていたもの」など、持ち主の心理状態を抉るような一言メッセージ。
- 背景や落書きフレームはランダム(歌声の周波数に連動している説があります)。
⚠ 異常報告:
途中で歌うのを諦めて退出したり、曲中に完全な沈黙を貫いた場合、「無音の証」カード(真っ白な無地のシール)が排出されることが確認されています。
途中で歌うのを諦めて退出したり、曲中に完全な沈黙を貫いた場合、「無音の証」カード(真っ白な無地のシール)が排出されることが確認されています。
🔮 機体の謎仕様
・背後の残像:一部の体験者の証言によると、「選曲した際、モニターの端に過去にその曲を歌った見知らぬ人物の影がぼんやりと映り込んでいた」という報告が絶えません。
・共鳴マイク:備え付けのマイクは見た目以上に重く、歌っていると手のひらに「心拍のような微細な振動」が伝わるとされています。
🗒️ 本体貼付メモ
あなたが歌うとき、誰かの記憶も一緒に動きます。
音で写る心もある。
うまく歌えなくても、それがいちばん写ります。
―― カラプリ開発チーム?💬 体験者の声
「マイクを握った瞬間、何故だか泣きそうになってしまってうまく歌えなかった。でも出てきた写真の自分の顔が一番本当っぽかった」
「『恋して貼って剥がされて』を歌ったら、シールに10年前の自分が着ていたはずのジャージがなぜか合成されて出てきた。怖い」
「沈黙してたら無地の白いシールが出てきた。何も言い訳できない感じがして、ある意味どんな写真より心に刺さった」