おきたら忘れたけど、たぶんすごいことを考えてた気がする
~夢と現実のあいだに漂う学問のススメ~
著・寝間 着太
うそこ大学ぐうたら学部 教授/まどろみ認知論専攻
ISBN 9-8659-000-SUI
うそこ出版
定価 1,280円+税
帯コピーより
「あのとき確かに天才的なことを思いついた…気がするんです」
目覚めた瞬間に消える名案。
誰にも伝えられなかった世界を、忘却の向こうから見つめ直す知的ごろん旅。

目次
序章:寝ぼけた記憶と学問のはざま
第1章 夢の中でノーベル賞を取った夜
第2章 忘れたアイデアを取り戻す13の無意味な方法
第3章 たぶん自分が考えたはずの名言集
第4章 記憶が蒸発したあとに残る、ぬるま湯のような感覚
終章 「覚えてないけど、悪くなかった気がする」の美学
内容紹介
人は夢の中で「何か」を思いつく。
けれど、起きたらだいたい何も覚えていない。
そしてそれが、たぶんすごく面白かった気がして、しばらく布団の中で固まる――。
本書はそんな**「おきたら忘れた知」**を大切にしようとする新しい学問「ぐうたら的認知論」の入門書。
著者がこれまで夢の中で書いたはずの論文タイトルや、思い出せない発明品のスケッチ、
そして「たぶんこんなことだった気がする」という回想をベースに、ゆるく展開される。
著者コメント
「起きたら全部忘れてたんです。でもその余韻だけで、3日くらい気分よく過ごせました」
この本には、中身があるようで、たぶん無いです。
でも、読み終えたらちょっとだけ「いい夢見た気がする」かもしれません。
読者レビュー
何も覚えてないのに感動した気がする
たぶん読んだ。いい感じだったはず
これを枕に寝たらすごい夢見たけど忘れた
本棚にあるだけで読む気が失せる。最高
真の脱力系文学。これを読んでから悩みがどうでもよくなった
目次
関連書籍
- 『アイデアが出る前に寝てしまう方法』
- 『たぶん書いたはずの日記』
- 『夢ノートを3日でやめた人のための夢管理術』