―― あなたの常識を、ひっそりと揺さぶる場 ――
実習室とは
うそこ大学には、あらゆる学問・技能を「実習」という形で体験できる施設が無数に存在します。
机のガタつきを整える、ためらいの心理を磨く、紙飛行機の未来を読む――それらは一見、何の役にも立たないように見えるかもしれません。
しかし本学では、こうした“あまりにピンポイントな技能”こそが、人間の奥底に眠る感性や忍耐力を引き出すと考えています。
実習室の意義
- 役に立たない技術にこそ、本気で向き合う
- 社会でほぼ使わない知識を、最高レベルまで磨く
- くだらなさを極めることで、逆に真理に近づく
実習室は単なる施設ではありません。
それは「常識に挑戦する小さな研究室」であり、「学生同士の奇妙な絆を育む道場」であり、「教授陣の趣味を暴走させた結果の集大成」です。
数え切れないほどの実習室
2025年8月現在、うそこ大学には公式記録上だけで418室の実習室が存在します。
しかし、校舎のどこかには公式未登録の「野良実習室」が多数存在し、毎週のように増殖中です。
新設は主に以下のパターンで行われます。
- 教授が自宅で思いついたものを、翌日には工事発注
- 学生サークルが勝手に作り、半年後に正式編入
- 誰も責任者が分からないのに、いつの間にか存在している
実習室の増殖スピード
平均して1.7日に1室のペースで新設。
建設業者も理由を聞かない契約スタイルに慣れきっており、最近では「とりあえず実習室にできそうな部屋」を先に作ってしまう例も増加。
廊下の一角や階段の踊り場にまで、机と白衣姿の教授が突然現れるのは日常風景です。
代表的な実習室(ほんの一部)
- 机のガタつき調整実習室
- ためらいボタン実習室
- 紙飛行機軌道予測実習室
(※上記3室は初期ラインナップとして公開中。今後も続々追加予定)
実習室を支える仕組み
各実習室には、専任教授・副教授・助教のほかに、謎の専門職が必ず1名配置されます。
例:「机安定士」「ためらい観測員」「軌道影分析官」など。
また、協力学部・協力サークルとの連携により、意味不明な相乗効果が生まれています。
年間イベント
- 春:新設実習室お披露目ツアー(校内スタンプラリー形式)
- 夏:深夜実習室探検会(廊下の奥で何かが動く)
- 秋:実習室技能グランプリ(実用性は問わない)
- 冬:閉室危機フェス(予算削減対象を学生投票で救う)
あなたも実習室へ
「くだらない」と思ったその瞬間が、実習室の入り口です。
うそこ大学では、在学生・OB・一般参加者を問わず、あらゆる人に実習室の扉を開放しています。
――その扉を開けた瞬間、あなたの価値観はほんの少しだけ、意味不明な方向に傾くでしょう。
