お知らせ
今日も「自由すぎる登校ファッションコンテスト」参加者が多数来校予定です。目のやり場にご注意ください。
自由すぎる登校ファッションコンテスト 実施意義について
本コンテストは、「服飾とは何か?」という根源的問いに対し、実践的かつ反社会的なアプローチで挑む、うそこ大学服飾錯乱学研究室による先導的試みである。
従来、登校時の服装は「制服またはそれに準ずる常識的装い」が社会通念上求められてきたが、当学ではこれを「布による同調圧力の可視化」と定義し、あえて逆張り的自由表現に舵を切ることで、人体と布地の融合的境界の再構築を図っている。
コンテストの主たる審査基準は以下のとおりである:
・視認時に観察者の概念認識が一時的に破壊される度合い
・ボタンの使い方における哲学的冒険
・風が吹いた際の音響的パフォーマンス
・第三者からの「なんで?」というつぶやきの発生件数
また今年度より、“逆に“地味すぎて逆に気になる枠”も新設され、ただのジャージで来校しながらも妙な存在感を放つ参加者にも焦点が当てられる運びとなった。
なお、過去には「全身ぬいぐるみ一体型」「ワイシャツを逆に着た上に何も言い訳しないスタイル」「単位を失った学生の涙で編んだセーター」など、数多の問題作が登場しており、今や学内のみならず近隣住民の観覧も絶えない名物行事となっている。
最後に強調したいのは、本コンテストの真の目的は“自己表現”の促進ではない。
「常識と非常識の境界線を制服で隠さず暴いていくこと」——それこそが、うそこ大学の魂である。