『全コンビニのレジが「じゃんけん方式」になる日』シミュ結果レポート

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実験概要

うそこ市内にある全28店舗のコンビニエンスストアにて、
1日限定でレジ会計を「じゃんけんで勝負する方式」に切り替える社会実験を実施。

  • 会計の代わりに店員とじゃんけん。
  • 勝った場合:無料(一部制限あり)
  • 負けた場合:定価に「じゃんけん敗北税(3%)」が上乗せ
  • あいこ:その場でもう一戦
  • ※店員は本気で勝ちにくる。

参加市民:約14,000人(途中参加含む)

朝の混乱

  • 「とりあえず試してみよう」と、コンビニ前に朝からじゃんけん練習会が発生。
  • 予想以上の混雑により、開店即じゃんけん待機列化
  • 「本気でじゃんけんが強い」ベテラン市民が次々登場し、勝利報告SNSが急増

昼の心理戦

  • 店員側も「プロじゃんけん士」を導入するなど、本気度が増すにつれてお客様の心理が崩壊
  • コンビニ内で「グーチョキパーの傾向分析ノート」を開いて予習する者も。
  • レジ前で手を出す直前に時間停止レベルの沈黙が流れる異常事態。
  • 一部店舗では「この店、グー多いらしい」などの都市伝説が発生

夜のカオス

  • 「じゃんけん連敗者の集い」結成 → 会計が高騰して破産者続出。
  • 子どもが勝ちすぎて店員が本気で悔しがる→感動のハグシーンが発生。
  • 夜間、「連勝すると逆になんか怖いことが起こる」という都市伝説によりあとだしでわざと負ける現象発生。

市民の声

  • 「財布を出すより緊張する」(40代主婦)
  • 「たった1回のパーで人生が変わった」(高校生)
  • 「今日は何も買ってないけど20戦16勝です」(じゃんけんウォーカー)
  • 「最終的にパーしか出せなくなった自分が怖い」(大学教授)

データで見るじゃんけん会計

勝率分類人数
5勝以上2,122名
10連敗以上837名
1勝1敗派約6,000名
1回も勝てなかった人38名

分析・考察

【メリット】
  • 会話が生まれた
  • 心が少し強くなった
  • 子どもの社会参加率が爆増(昼間のじゃんけんリーダー現象)
【デメリット】
  • 精神的疲労がコンビニ業界全体に残る
  • 「あの時グーを出していれば……」という人生のifが増えた
  • 店長の声がガラガラになった(連戦の結果)

最終結論

「じゃんけんに勝てばタダになる世界は、地味にハードモードだった。」

市議会ではこの結果を受けて、
「次回は“あいこでしょ”のあいこ回数に応じて割引率を変える」
というさらなる実験案が議論されている。

おまけ

今回の最多勝利数(1日33勝)を記録した男性には、
うそこ大学なんでもシミュ学部より特別称号
「会計の拳王」
が贈られた。

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