―「撮られたいなら、まず掴め。」
目次
基本仕様(研究会調査まとめ)
- 型番:PMD-CR47 “クレーン・プリント・カプセル”
- 通称:クレモド機、カメキャッチャー、撮影運命判定機
- 確認された設置場所:関西圏の商店街アーケードの脇、古プリクラ機の中に隠れる形で再利用されていた
- 料金:1回200円(クレーン挑戦)
- 報酬:ミニチュア型の“レトロデジカメ風カプセル”
→これを獲得できると、自分の写真を1枚だけ撮ってもらえる
内部構造(観察・再現記録)
- 中はクレーンゲーム機そのもの。ただし、景品はぬいぐるみではなくすべて「カメラ風カプセル」
- 背景は白で、天井にフラッシュライト、正面にシャッターパネル
- クレーン操作部の下に、「写真撮影は成功者のみ」という張り紙があり、獲得できなければ撮影不可
ゲーム性と仕組み
- 景品の“カメラカプセル”は何種類かある:
- 【銀】1枚だけプリントされる
- 【金】3枚+ランダムエフェクト付き
- 【黒】なぜか何も起きず、「これは練習用です」とだけ表示される
- 【虹】「あなたの未来の顔」が映ると噂されるが、現物未確認 - クレーンは一般的なUFOキャッチャーよりも挙動がゆるく、ギリギリのところで落ちる確率が非常に高い
- 連続プレイ不可(毎回退出して再投入)
- 景品を取ると、機体奥から小さな「カメラ型出力装置」がウィンと現れ、1枚だけ自動撮影
→結果はそのままプリクラ風シールで出力
撮影される写真の仕様
- 背景は機体内部のまま(白またはクレーンとフレーム付き)
- 一部報告によると、表情に関係なく“笑顔補正”が強制されていたとの証言も
- 撮影は3秒後自動シャッター式、音声で「チーズ!」ではなく「やるじゃん」と言われる
観察されたカプセルメッセージ(中に紙が入っていることも)
- 「今日の君は、もう撮れてる。」
- 「カメラは握って初めて、自分の形になる」
- 「これはほんのごほうび」
- 「キミを撮る資格は、キミにしかない」
利用者の声
「まさかプリクラで“自分でカメラを取りに行く”なんて」
「クレーン操作中が一番ドキドキした。撮られることよりも」
「金カプセル取ったのに…なんで背景が全部“照明倉庫”なんだ」
「撮れなかったから逆にめっちゃ悔しくてまた行った」
「カプセルが取れる=今日、自分が被写体に値すると感じる謎体験」
機体貼付メモ(通称“クレモド教訓”)
コピーする編集する 撮られる資格は、
あなたが自分でつかんでください。
クレーンアームは、運ではなく執念です。
―PMD-CR開発班?