―「歌えば写る。歌えなければ……それだけのことです。」
目次
基本仕様(研究資料より)
- 型番:PMD-KR20 “KARA-PRI Ver.”
- 通称:カラプリ/うたモド機/失恋出力装置
- 初出地点:商業施設のフードコート跡地、壁沿いにひっそり設置
- 料金:200円/1曲(出力は1枚)
内部構造
- 外観はプリクラ風だが、内部は完全に1人用カラオケブース仕様
- マイク1本、選曲パネル、照明付きモニター、そして出力スロットが設置されている
- モニターには選曲可能な謎のオリジナル楽曲が10曲程度登録されていた
楽曲一覧(確認されたもの)
曲名 | 備考 |
---|---|
恋して貼って剥がされて | 最も人気。シール出力あり |
カーテンの向こうはプリモド | 物憂げな雰囲気。途中でBGMが消える |
ハートを写せなかった日 | 画面が白黒モードになる |
記憶インクがにじんでる | ラストに写真が強制的に反転出力 |
プリモドダンスでごまかして | 曲中でボタン操作が必要になる |
出力物の仕様
- 歌い終えると**“シール風ミニ出力紙”**が1枚だけ印刷される
- 内容は:
・歌唱中の姿を撮影した瞬間写真(ほぼ強制)
・歌った曲のタイトル・ランク
・「あなたの声に写っていたもの」などの意味深なコメント
・ランダムで背景やフレームが変化(※機体によって差あり) - ただし、途中で歌うのをやめたり、機体に無言を貫いた場合は
→「無音の証」カード(無地)が排出されるという報告あり
機体の謎仕様
- 一部利用者の証言により、「選曲すると過去にその曲を歌った人物の影が背後に写る」との目撃談
- マイクがやけに重く、「振動で共鳴する」との報告あり
- 曲ごとに“出力内容が変わる”が、それが歌声に反応して決まる説とランダム説が交錯
体験者の声
「マイクを握った瞬間、なんかもう泣きそうだった」
「出力されたシールが、なんでか10年前の自分の制服姿だった。そんなはずないのに」
「途中でやめたら、無音のシールが出てきて、それがいちばん刺さった」
「『恋して貼って剥がされて』が上手く歌えた日に、誰にも見せたくないけど捨てられないシールが出た」
本体貼付メモ(通称:歌唱指針)
コピーする編集する あなたが歌うとき、誰かの記憶も一緒に動きます。
音で写る心もある。
うまく歌えなくても、それがいちばん写ります。
―カラプリ開発チーム?
関連ビジュアル(ご希望あれば生成可能)
- カラプリ筐体外観(ハート柄+ピンク照明+モニター)
- 「恋して貼って剥がされて」歌唱中の様子
- 出力されたシールの実物写真風ビジュアル
- 無音シール/失敗出力の白紙バージョン